第2回|国に頼らない姿勢が大切|コロナ禍で生き残っているお店の特徴

コロナ禍ではお店の姿勢が真っ二つ!

このコロナ禍で、飲食店は大きな被害を受けた業種だ。

それと同時に、手厚く保護された業種でもある。

保護され過ぎたと言ってもいいほどに保護された。

その結果、コロナ禍における飲食店の営業姿勢が真っ二つに分かれることになった。

そう、「売れているお店」と「売れていないお店」で考え方に違いが出ていたのだ。

僕が取材をしていくうちに、その違いがハッキリと浮き彫りになっていった。

そして、売れるお店は売れる考え方をしており、売れないお店は売れない考え方をしているのだと納得する結果になる。

国を助けて、国に頼らず

では、売れているお店と売れていないお店でどんな違いが出たのかを説明する。

売れているお店は、「このコロナ禍でどう生きていくか」を深く考えてすぐに行動に移していた。

テイクアウトへの対応も早かったし、テイクアウトに特化した商品を開発していた。

お店の特徴を全面に押し出した、魅力あるテイクアウト商品を多く見かけた。

新型コロナウイルスへ慎重に対応をした上で、店内営業も頑張っていた。

そういうお店は普段からSNSを活用しており、SNSも十分に利用していることが見ていて分かる。

その結果、このコロナ禍でも十分な利益を得ていることが傍から見て分かる程だった。

対して、売れないお店の対応はどうだったか。

国や県の支援金をあてにして、もっと支援金をくれないのかと愚痴をこぼしていたお店が多かった。

そう、愚痴を言っていただけだったのだ。

売れないお店は、このコロナ禍でも従来通りの営業を続けていた。

テイクアウトも、お客が戻ればお店にとっては負担でしかない。

万が一にも食中毒が起きるとお店は営業停止となってしまう。

SNSも面倒であり、やり方も分からないし勉強もしない。

そういう考えもあって、テイクアウトにも取り組まず、ひたすら「今まで通り」を貫こうとしていたのだ。

歴史に残るであろう「新型コロナウイルスの脅威」の中にあって、「今まで通り」で「国を頼り」「愚痴を言う」だけだった。

この姿勢の違いは、間違いなく普段の営業姿勢にも表れていたはずだ。

それが、このコロナ禍で浮き彫りになったということだろう。

新しいことに意欲的に取り組み、自分のお店の存在価値をハッキリと認識しているお店がコロナ禍での勝者だっと断言できる。

自分で生き抜く術を模索しよう

コロナ禍でも生き残れるお店になるためには、生き抜く術を常に模索できるお店になることが重要だろう。

闇雲に動くでもなく、お店の理念に沿った形で変化を受け入れていけるお店になることが大切である。

そのために何をすべきかは単純だ。

情報収集

生き抜くには、何よりも情報が大切である。

世の中は今どうなっているのか、国や県、街はどう対応しているのかを把握しておく必要がある。

全国、世界の同業者はどう動いているのかを知ろう。

そして、危機意識を持つこと。

正確に新型コロナウイルスの情報を認識していれば、これから来るであろう大不況を予測できたはずだ。

そこで生き残ったお店が、これからの10年を生き抜くことができる。

そうなるためにはどう動けばいいのか。

それをいち早く認識して行動に移したお店が生き残った。

つまり、情報は力だということである。

専門店として何ができるのか

情報を正確に分析できたのであれば、あとは自分のお店に反映させるだけだ。

自分のお店の信念、想い、コンセプト、そこから逸れないように新しい動きを考える。

「もうこの業種はダメだから、別の業種に変わります」

でもいいのだが、あくまで信念や想い、コンセプトから逸れてはいけない。

逸れていなければ、お店の形態は変わっても人は応援してくれるし、お店の魅力は変わらない。

もちろん、まずは今までの形態で何が出来るのかを真剣に模索するのが先だ。

今回のように世界的に大打撃を受ける事態であれば、地域で団結するように動くことも考えてよかっただろう。

こんな状況下だからこそ、自分のお店の強みを生かす方法があるはずだ。

ここで動きが遅かったお店は、自分のお店のコンセプトが定まっていなかったお店だったように思う。

そうならないよう、自分のお店は何をするお店なのかを常日頃から意識して、変化に対応できるようにしておきたいものだ。

 

次回、このカテゴリ「コロナ禍で生き残っているお店の特徴」では、取材をしていた分かったお金に関しての話題に触れようと思う。