第2回|学校は会社員になるための教育しかしない|フリーランスになろう

学校は会社員になるための教育

フリーランスになろう。
そう言ったところで、乗り気になる人がどれだけいるだろう。
誰しも、負のリスクを恐れて逃げ越しになるのでは無いだろうか。
実は、それはとても仕方のないことなのだ。
何故なら、起業の仕方なんて教わっていないのだから。
税金に対しての知識、経営について、開業方法、それらは自分で調べるか、親しい人で開業経験のある人に聞くしかない。
そうなるのは、日本の学校教育が「会社員」になるための教育だからです。
経営者、投資家になるための教育ではないから。
だから、多くの人がお金に対する知識が圧倒的に少ない。
学校の延長線上で、会社に就職をしている感覚だ。
学校に登校するように会社に出勤をする。
言われた作業をこなし、言われた通りに行動をする。
そして、その枠から外れることを極端に嫌います。
組織に属していることが「安定している」とさえ思っているのではないだろうか。
だからこそ、フリーランスになろうと思う人は稀であり、とても勇気のあることなのだ。
僕は今は個人事業主をしているが、最初は会社員でしたし、一生会社員で終わるのだろう思っていた。
そこから人生を変える決断をすることになったが、茨の道だったと言っていい。
茨の道を歩まなくて良いように、僕は多くの人に少しでも経験談を伝えていければと思う。
その前に、僕が感じる日本の現状を理解してもらいたい。

起業は特別なこと

起業について誰も教えてくれないので、起業することやフリーランスになること特別なことだと思っている人が多いでしょう。
僕の実家は自営業をしていたため、僕は個人事業主になることを自然な流れだと思っていました。
いつかは実家を継ぐのかな〜、それとも自分で別のお店を立ち上げるのかな〜と小さい頃から考えていました。
このように、実家が自営業だという人は案外すんなりと自営の道へ進むことが多いようです。
しかし、多くの人のご両親は会社員、もしくは公務員です。
経営者というのは、日本ではごく僅かな限られた存在となります。
子供は親を見て育つものです。
親は、子供に苦労をさせたくないものです。
結果、親は自分が進んできた道を子供に提案しがちになる。
そうなってくると、ますます起業は特別なことだという風潮が強くなります。
会社員が悪いことだとは思いませんが、どうか起業やフリーランスとして生きることを特別なことだとは思わないで欲しいと思います。

就職率と進学率が学校のステータス

よし!じゃあフリーランスになろう!
そう思った時、どこで知識を蓄えると良いのでしょうか。
これは先に述べたように、学校では教えてくれません。
学校というのは組織に属する勉強をするための場所です。
誤解を恐れずに言うのであれば、学校は進学率、就職率を上げることが目標であるため、卒業生がフリーランスとして成果を上げても何ら喜ばしいことではないのです。
しかし、フリーランスについて最低限の知識を得ておかないと、路頭に迷うことになります。
真剣に命の危機を感じる経験をするかもしれません。

起業への道のりを教えるよ!

フリーランスとして最低限の知識を得たいという人のために、この「フリーランスになろう」の記事カテゴリでは、少しずつ道標を提示していけたらと思う。
まずは、フリーランスになろうと思うが勇気が出ない人のために、そしてお金がなくて苦労をしている人のための記事を書き、それから具体的なフリーランスの知識を提供したい。